建築探訪 in 名古屋
「スパイラルタワーズを一度生で見てみたい」
という衝動にかき立てられて、今回の建築探訪は名古屋を選びました。
出来るだけ徒歩での探訪を心掛けた事で、
予定していない建築に遭遇する事ができたり、
小さな発見を得ることができました。
フランク・ロイド・ライトの代表的作品として知られる帝国ホテル。
1967年にホテルは取壊され、10数年の歳月をかけて、1985年に再建されました。
エントランス・ホールレストラン部分だけとはいえ、
ライトの作品を肌で感じる事ができました。
内部にふんだんに使用されている栃木県産大谷石は軟らかくて、
彫刻デザインが容易という理由で採用されたそうです。
ライトは工期とコストがオーバーした事で、
工事中にオーナーである帝国ホテルに解雇され、
竣工には立会えなかったという事を始めて知りました。
今回の建築探訪は足が棒になる程かなり歩きました。
2日間では足りず、まだまだ見学したい建物はたくさんあったが、
次の機会に取っておく事にしたいです。
再開発されて変化していく名古屋の街並みを見て感じ、
いろんな発見や気づき、経験を積む意味でも、沖縄だけにとどまらず、
時々は県外、国外に行って、感性を磨く必要がある事を再認識しました。
投稿者 池間 守