建築探訪 in 名古屋

株式会社 エー・アール・ジー

2010年05月17日 09:14

「スパイラルタワーズを一度生で見てみたい」

という衝動にかき立てられて、今回の建築探訪は名古屋を選びました。





出来るだけ徒歩での探訪を心掛けた事で、

予定していない建築に遭遇する事ができたり、

小さな発見を得ることができました。





フランク・ロイド・ライトの代表的作品として知られる帝国ホテル。

1967年にホテルは取壊され、10数年の歳月をかけて、1985年に再建されました。

エントランス・ホールレストラン部分だけとはいえ、

ライトの作品を肌で感じる事ができました。

内部にふんだんに使用されている栃木県産大谷石は軟らかくて、

彫刻デザインが容易という理由で採用されたそうです。

ライトは工期とコストがオーバーした事で、

工事中にオーナーである帝国ホテルに解雇され、

竣工には立会えなかったという事を始めて知りました。




 

今回の建築探訪は足が棒になる程かなり歩きました。

2日間では足りず、まだまだ見学したい建物はたくさんあったが、

次の機会に取っておく事にしたいです。

再開発されて変化していく名古屋の街並みを見て感じ、

いろんな発見や気づき、経験を積む意味でも、沖縄だけにとどまらず、

時々は県外、国外に行って、感性を磨く必要がある事を再認識しました。                

                                投稿者 池間 守